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Eur AuPairに登録し、オペアとして現在ホストファミリーチェンジをしようとしているカオリさん(仮名)の話をききました。
 
カオリさんはオペアになって約5ヶ月、住んでいるところが田舎な上に、車が自由に使えず、これまでホストファミリー宅に閉じこもった生活をしてきました。友達を作る機会もなく、ひとりで頑張ってきましたが、精神的にもキツくなり、ファミリーチェンジをしたいと思い始め、Great AuPairにプロフィールを載せたところ、カオリさんをぜひオペアとして迎えたいというファミリーに巡り合いました。
コーディネーターに「ファミリーチェンジをしたい。すでに次のファミリー候補もいる」と告げたところ、「なんて勝手なことを。そんなことしてたらオペアを辞めてもらいますよ。今のファミリーのところでいなさい」とたしなめられました。ホストファミリーは自分達が田舎で住んでいることからなかなかオペアが見つかりにくいこともあり、始めはカオリさんに最後までいてほしがっていましたが、カオリさんがファミリーに告げずにGreat AuPairに広告を載せたこと、またそのときにそのファミリーの子供の写真を無断で掲載したことに激怒、「もう辞めてもらう」と決別宣言をしてきました。ファミリーがそう言ってきたのでコーディネーターも今度は「2週間以内に次のファミリーが決まらないと日本へ強制送還します」と通達、カオリさんはホストファミリー宅も出なければならなくなって現在テンポラリーハウスでホームステイをしています。
エージェンシーからは2件のファミリー候補を渡されましたが、プロフィールを見たカオリさんはあまり気乗りがせず、そう伝えたところ「そんなワガママは通らない。この2件のうちどちらかに決めないともう日本に帰ってもらうから」という返事が返って来ました。元々滞在期間を延長して2年間アメリカに滞在したいという希望があったカオリさんは現在窮地に追い込まれています。


 ・・・・こういった、ホストチェンジの際のコーディネーターによる「強制送還」発言はこれまで何度も耳にしました。また、これまではオペアケアでGreat AuPair禁止の情報がありましたが、今度はEur AuPairでも発覚しました。これはオペアがホストファミリーチェンジをしたくてGreat AuPairを利用して次のファミリーを探そうとした際のトラブルです。なぜエージェンシーがホストファミリーチェンジの際のGreat AuPair利用を嫌うのか、理由は誰もきちんとした説明を受けていないのでハッキリしませんが(私が以前オペアケアに問い合わせたときは担当者にメッセージを残したけれどコールバックはありませんでした)、私が推測するに、オペアがホストファミリーを嫌ってGreat AuPairなどのマッチングサイトを使ってさっさと次のファミリーを見つけてどんどん引っ越してしまったらアンハッピーなファミリーが増えるからではないかと思います。不満なファミリーが増えると、エージェンシーにとってはホストファミリーが収入源であることから、オペアプログラムはうまく可動しません。またエージェンシーが2週間という期限を設けている場合は、Great Au Pairでファミリーが見つかったとしても、そのファミリーがすでにオペアと同じエージェンシーに登録してない場合はアプリケーションが間に合わないでしょう。ホストファミリーもオペアと同じく、レファレンスなど多くの書類を集めて提出し、スクリーニングにパスしなければならないのです。そして何と言ってもホスト/オペアチェンジはエージェンシーにとっても大仕事となります。オペアが「なんかこのファミリーはしっくりこない」程度の理由でファミリーチェンジをするようになると確かに問題でしょう。オペアにはある程度の問題は頑張ってクリアにしていく心構えが必要ということです。ホストファミリーにとってもオペアにとってもチェンジをする際には問題点をはっきりと提示し、コーディネーター(またはエージェンシー)に話を持ちかける必要があるのです。
 
ホストチェンジをしたいオペアにとって重要なことはいきなり「ファミリーを見つけた。チェンジをしたい」とコーディネーターに話を打ち明けないことです。そうすると「いきなり何ですって?そんな勝手なマネして」ということになってしまいます。まず問題が生じたら少しずつでもそれをコーディネーターに話しておくこと、その後状況が悪化してきたことも細かく頻繁にレポートして、コーディネーターが“このマッチには現在問題がある”と認識しておく必要があるのです。そして状況が改善しない場合は「ファミリーチェンジをしたいんだけど、プロセスを教えて欲しい」と持ちかければ良いでしょう。そのときにはGreat AuPairなどのサイトでファミリー探しをしてもいいか、ということも必ず確認しましょう。ダメと言われれば諦めるしかありません。ひとつ覚えておかなければならないことは現在日本からオペアとして渡米し、アメリカに滞在している人のほとんどはEur AuPairがAuPair Careに所属しているということです。このどちらのエージェンシーも2週間の猶予期間を設けています。エージェンシーが定める期限内にファミリーが見つからない場合は最悪日本へ帰らなければならないことを認識しておいてください。
 
また、こういったケースでの一番の問題点はオペアのサポートをするはずのコーディネーターがファミリー寄りな立場を取るケースが多いことです。オペアにしてみれば、助けてくれるはずのコーディネーターは話をろくに聞いてくれず強制帰国と言ってくるし、戦う英語力もまだなく、誰に助けを求めればいいのか分からず、結局は泣き寝入りする結果になってしまいます。実際、こういった問題が起きたところでオペアに関する決定権は所属するエージェンシーが持っているため、残念ながら他エージェンシーをはじめ外部の人間ができることは何もないのが現実です。現在のプログラムのデザインではエージェンシーがオペアの総合的な身元保証人なのです。そしてエージェンシーによってはホストチェンジ、強制帰国などの大きな決定権をコーディネーターに持たせていることがあり、上記のカオリさんのような問題が起こるケースが出てくるのです。

 
もしもコーディネーターが聞く耳を持ってくれない場合や役に立たない場合は、とりあえずエージェンシー本部へコンタクトすることをお勧めします。もしかしたらコーディネーターがそういう人であっても、本部の人はもっと理解してくれるかもしれません。その上で、エージェンシーが提示してくれる次のファミリー候補を前向きに検討してください。プロフィールだけ見て「イマイチだなぁ」と思っても、フタを開けてみたらとても良かった、という可能性は充分あるのです。少なくとも宙ぶらりんな状況よりは生活がずっと改善されるはずです。前向きな気持ちは物事をいい方向へ動かすパワーがあります。「次は必ずいい結果が出る」と信じて、ファミリー選びをしてください。
 
コーディネーターに冷たいとも言える事務的な態度をとられると、オペアにとっては助け舟が無くなり絶望的な気持ちになってしまいます。あるべきではないことですが、これがまたよくあるのが現実のようです。そういうときに話を聞いてもらえるオペア仲間や他の友人がいれば気分的に少しは楽になるでしょう。すべてのコーディネーターのクォリティが向上することを祈りつつ、何かあった場合の助け合いの場になりたいと、オペア倶楽部は考えています。

2006年11月
たまママ


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カオリさんのストーリー
 
ホストファミリーチェンジで窮地に。コーディネーターの冷たい態度に絶望・・・