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強制帰国について体験談

オペアとして2007年9月に渡米をしたにも関わらず、ホストファミリーとのトラブル、またエージェンシーからのバックアップが足りなかったことからたった3ヶ月で強制帰国となってしまったC子さんから貴重な体験談を聞かせていただきました。現役オペアの皆さん、またこれからオペアを目指す皆さんにとっては決して人事ではありません。
ぜひご覧になって、C子さんからのアドバイスもしっかりと理解した上でプログラム参加への心構えをしてくださいね。


オペア倶楽部 「強制帰国の経験についてお話いただけますか?」

強制帰国についてですが、エリアコーディネーターのさじ加減ひとつで決まってしまうことに憤りを感じたことをよく覚えています。
私の場合、ホストファミリーとの問題が起こったのがちょうどクリスマスホリデーの時期だったのですが、担当のエリアコーディネーターも結婚して初めて出産したばかりで忙しく、どうやらホストファミリーのリマッチは面倒くさくてやりたくない、という感じでした。
そのコーディネーターは妊娠をきっかけに前の仕事を辞め、フレクシブルに働けるオペアプログラムのコーディネーターの仕事を選んだと聞いたこともありましたので、元々大した意欲もなかったんだと思います。

ホストファミリーとの問題についてですが、郵便物を見られたり、子供を置いて夫婦で深夜に出かけ深夜2時過ぎに友達を連れて帰ってきて朝まで飲んで騒いだり・・・(出かける際に私に子供の世話を頼んで行く訳でもなく、ただ置いていくんです)、深夜に下痢をして泣いている6ヶ月の子をオムツも替えずそのまま朝まで放置したり・・・子供の晩ご飯を作るのが面倒だから飴で我慢させたり(両親は各自外で食べてきてました)、問題点をあげればキリがないないくらいの両親でした。


オペア倶楽部 「他にも強制帰国となったオペア達をご存知とのことですが、分かる範囲で状況を教えていただけますか?」

私のオペア友達の帰国についてですが、詳しいことは分からないのですが、私の友達は日本人がホストママだったばっかりにコーディネーターに相談をしても「日本人のホストママなのに何が問題なの?」と取り合ってもらえず、当然のようにホストのリマッチもさせてもらえず、我慢してほぼ毎日、朝から晩まで働いて、結局最後は体調を崩して帰国となったようすです。


オペア倶楽部 「問題が起きたときのエージェンシーの対応を教えてください」

日本のエージェンシーについてですが、プログラム申込み手続き中の半年間で私の担当者は3人代わり、その都度新しい担当者は「ちょっとその事は引継ぎされてないんで分かりません」と言っていました。しまいに推薦書を失くされ、航空券は間違って手配するし、病院の診断書を向こうの手違いで勝手にアメリカに送ったのに私の責任にされ、その上信じられないことに「再発行してもらってください。こっちもEMS高いので」と言ってきました。これにはかなり抗議して再発行は免れました。
私がトラブルの時にも電話でかなりもめました。私はコーディネーターと話したあと必ずこまめに国際電話を入れてましたがそれもまったく意味がなかったように思います。コーディネーターがホテルに移ってもいいと言ったその日もちゃんと報告して了解を取っていました。でも、コーディネーターの態度が急変してから相談しても「こっちは日本なのでよくわかりません」「英語がちゃんと理解できてなかったって事じゃないですか?」「こっちはメールで様子を聞くくらいしかしないんで、なにかしてもらえると思ったら困ります」と。まぁ、基本的には何もしてくれようとはしませんでした。

オペア倶楽部 「帰国が決まってしまったときにはどう思われましたか?」

本当に本当に悲しいと思うのは、ホストファミリーもコーディネーターもエージェンシーも誰もそのオペアがどんな気持ちでアメリカまで来たのか、どんな思いで35万円払ったのか考えようとしてくれないことです。私は、帰国する時に散々「〜しなきゃ帰国」と言われ続けて、その脅迫じみた言葉にムカついて、最後には「あんたたちに関係ない形で必ず戻ってきてやる!」という気迫で帰国しましたが・・・。そんな元気に帰国する子はほとんどいないと思います。少しでも多くのオペアが自分の希望する形で滞在できるようになることを願っています。

オペア倶楽部 「これからオペアを目指す皆さんへのアドバイスとしては何がありますか?」

言い出せばキリがありませんが(笑)以下の4点にまとめてみました。

@ 親のバックグラウンドをしっかり聞こう
   
私のホストペアレンツは19歳で出来ちゃった婚をしたカップルで、ママは26歳、パパは28歳でした。精神的にも経済的にもまだまだ両親に依存している人達で、洗濯が嫌いなことからおばあちゃんが毎週日曜日に洗濯をしに来てました。職業も薬剤師だとプロフィールに書いてあったのにフタを開けて見たら薬剤師の“勉強中”で学生。かなり経済的に厳しい感じでした。それなのに新築の家を購入し、子供を毎日習い事に通わせてる・・・その結果食事といえばインスタントばかり。
ファミリー探しの際にどのくらいのキャリアがあるのかとか、年齢、どんな車に乗っているのかなど・・・細かいことにしても聞かなかった私のミスだと後悔してます。年収などを直接聞かなくても、経済的に豊かどうか探りを入れることはとても大切だと思います。

A コーディネーターとの関係に疑問を感じたらすぐに本部へ

3ヶ月の滞在中、ミーティングは3ヶ月目に一度だけでした。そのあとトラブルになってすぐ帰国になりましたから。メールをしても返事が2週間後だったり・・・はじめからやる気のないコーディネーターだって気づいてたのに、そのままにしていたのも帰国になってしまった理由の一つだと思います。
ファミリーチェンジになったときに、コーディネーターはホテルに移動することを許可してくれたはずなのに、結局はいい加減に答えていただけのことで、それを真に受けてホテルの予約をしてしまったことは大きな反省点でした。今落ち着いて考えると、最初からきちんと本部とコンタクトを取っていれば帰国は免れたのかもしれないと思います。

B オペアをこれまで何人、どのくらいの期間受け入れてきたの聞いておく

私のホストは5人目と言っていましたが、はじめのオペア以外は3ヶ月でチェンジしたそうです。これは、到着して数日経ったあと、おばあちゃんに聞いて初めて知りました。おばあちゃんはオペアがいなくなるその度に育児を頼まれるから迷惑だと・・・でも、オペアの勝手な都合でいなくなるから仕方ないと言っていました。渡米前の話の中では嫌なことはホストも伝えず隠すんだと思います。そこをちゃんと聞くこと。どのくらいの期間、どんな人がオペアでいたのか、ちゃんと聞くのって大切です。

C 英語の勉強

これは、あまり私が言うのは説得力がないのですが・・・オペア友達が、ホストチェンジに踏み切れない理由。それは「英語力」でした。ちょっと例外なのかも知れませんが・・・彼女たちのホストは日本人。日本人がホストでいいことはいっぱいですが、不都合があった時「英語ができないから次のホストが見つからない」と我慢しているのを見るのは本当に辛かったです。ちょっと思い込みもあると思うので微妙ですが、オペアで滞在したから自然に英語が話せるようになった!なんて人いないと思います。私は、毎日子供の面倒は見てましたが、あまり英語力がついたようには思えません。7歳と4歳と2歳の使う言葉は大体はじめから理解できていたのもそうですが、ホストが「あなたは英語に問題がないから学校には行かないで平気よ」と学校(アダルトスクール)にもほとんど行けなかったので。単位をとるための学校は1月からだったのですが、それも本当に通わせてくれるかは微妙だったし。しかもホストは私と話す余裕がない(薬剤師の勉強と仕事で常にイライラしてるホストだったので)ので、滞在してから勉強するという考えは相当自分で頑張らなければ難しいと思います。

他にも、『都会のほうがいい』とか『車の使用について聞いておいたほうがいい』とかいろいろあると思いのですが、最重要ポイントは上記の通りです。

オペア倶楽部 「最後に辛い経験を踏まえて今どう思われていますか?」

帰国に関する話ではまったく私に否がないような説明なってしまいましたが、私が子供の世話をしている間、ちょっと目を離した隙にソファに落書きをされてしまったり、ホストに予定を言って了解をとった上で車で出かけたけど道に迷って帰りが夕方になってしまったり・・・私はホストが望む良いオペアではなかったのかも知れません。
日本に帰国してからは新たな渡米への決意を持ち、半年間働いて貯金をし、現在は学生ビザを取得しNYCで生活しています。
今は再びアメリカに戻って来れたことをとてもうれしく思っています。

かなり偏った体験談だと思いますが皆さんの参考になれば嬉しいです。

2008年6月

        C子さんのブログで最近の生活ぶりを読むことができます。


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